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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

icon 北関東 落沢岳~しれいた山(踏み跡皆無 懸垂ありの上級ハイグレハイク) icon


2021年4月10日(日)晴れ

落沢岳から妙義山  右奥に上越国境 

落沢岳から妙義山  右奥に上越国境

 

参加者数:4名(男性3名、女性1名)

***コースタイム***

大北野登山口P9:30-分水尾根⑤-11:30しれいた山分岐11:50-12:40落沢岳12:50-13:25しれいた山分岐13:30-看板跡鉄枠⑤-15:10しれいた山東峰15:20-16:10大北野登山口P

行動時間 6:40、歩行時間 5:55

*** 山行経過 ***

作業用林道入口に駐車。二俣中尾根の墓地前駐車スペースへは道路崩壊で車の進入不可だった。コース図、地形図を頼りに荒れた沢に入る。沢床を忠実に行くも倒木に阻まれ左岸に取り付く。

墓地のある二俣 

墓地のある二俣

倒木に阻まれ 

倒木に阻まれ

左岸に取り付く 

左岸に取り付く

 

左岸の道なき植林帯の急登は次第に裸土と露岩の雑木林に変わり、木の根や雑木を手掛りにして登って行くと、やがてしれいた山分岐に出た。腰を下ろせる平地につき此処で昼食。

植林帯の急登

植林帯の急登

分水尾根の裸土と露岩の登り

分水尾根の裸土と露岩の登り

足場の悪い急登

足場の悪い急登

しれいた山分岐の平地

しれいた山分岐の平地

 

分岐から小ピークを尾根通し越えて行くとP4下に出た。正面の不安定なヤブ岩稜を越え、続くヤブ岩稜を直登すると目の前が開け可憐な花咲く展望の落沢岳山頂に抜け出た。

ヤブ岩稜の直登

ヤブ岩稜の直登

貸切の落沢岳山頂

貸切の落沢岳山頂

妙義山

妙義山

アカヤシオ

アカヤシオ

 

落沢岳山頂での眺望を満喫し次の目標しれいた山に向かう。分岐に戻り急な痩せ尾根を下っていくと立木に懸垂用の捨て縄が掛かっていた。これにロープをセットして約20mの懸垂下降。

快適な岩稜歩き

快適な岩稜歩き

覗き込むような急な下り

覗き込むような急な下り

先ずはトップが懸垂下降

先ずはトップが懸垂下降

そして順次続く

そして順次続く

 

立ち木伝いの急下りで鞍部に降り、痩せ尾根を登り返してしれいた山西峰に到着。展望は良いが狭くて不安定につき東峰にまで行って一息入れた。

立木伝いの急な下り

立木伝いの急な下り

岩壁の白板(しれ~いた)が名前の由来

岩壁の白板(しれ~いた)が名前の由来

しれいた山西峰

しれいた山西峰

立派な標識のしれいた山(東峰)頂上

立派な標識のしれいた山(東峰)頂上

 

しれいた山から610m峰までは痩せ尾根の急な下りが続いたが、植林帯に入ると緩斜面になり中尾根の二俣に下り林道を駐車地へと無事到着した。

踏み跡無しの植林帯の下り

踏み跡無しの植林帯の下り

舗装林道に出た

舗装林道に出た

 

藪岩魂の西上州のヤブ岩稜とアカヤシロを楽しんだ後の楽しみは日帰り温泉の立寄り入浴。今回も荒船の湯まで遠回りして新装オープンなった温泉に浸かり夕食を済ませ帰路についた。

 

*** リーダーの感想 ***

打田鍈一氏のいうハイグレードハイキングの上級コース、山高地図には破線表示も無く[全行程道なし、要ロープ40m、岩とヤブのエキスパートのみのルート]とある。

踏み跡無しの全行程は地図と地形を見てのルートファインディングに終始したが、立木や露岩の少ない裸土の急傾斜部分の登り下りには大いに緊張させられた。想定通りの急登、ヤブ岩稜、静かな尾根歩きに加え、落沢岳山頂付近では想定外の慎ましく咲くアカヤシオやヤマツツジ、ヤマザクラの花が迎えてくれた。

 

*** 山 行 図 ***

地図に記載のない道につき参考までに軌跡を添付 

地図に記載のない道につき参考までに軌跡を添付

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Tag:北関東,ハイキング,
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