icon エベレスト街道トレッキング icon


icon 山行日:25年10月27日~11月15日

icon 山 名:海外・エベレスト街道トレッキング

icon 区 分:個人

icon 形 態:ハイキング

icon 参加者:4名(男性:0名、女性:4名)

ゴーキョからのエベレスト 

ゴーキョからのエベレスト

 

icon コースタイム


10月27日天気:エベレスト街道トレッキング

10月27日

成田空港11:30=17:00カトマンズ=ホテル

10月28日

5:30ホテル=6:00空港6;10予定が天候不良の為遅れ12:00=ヘリコプターにてルクラへ=12:30ルクラ12:50ートレッキング開始―17:30パクディン

10月29日

7:30パクディンー10:30モンジョー15:45ナムチェバザール

10月30日

7:30ナムチェバザールーサガルマータ国立公園博物館、シェルパ文化博物館―ホテルエベレストビュー12:40―15:00クムジュン

10月31日

7:00クムジュンー14:00デポチェ

11月1日

7:00デポチェー15:00ディンポチェ

11月2日

7:30ディンポチェー11:00チュクン

11月3日

6:30チュクンー10:15チュクンリ(5,550m)―13:00チュクン

13:30―16:30ディンポチェ

11月4日

7:30ディンポチェー14:45ロブチェ

11月5日

7:00ロブチェー10:30ゴラクシェプ12:00―13:45エベレストBC(5,364m)14:15―16:00ゴラクシェプ

11月6日

6:30ゴラクシェプー10:00カラパタール(5,560m)10:20―

12:00ゴラクシェプ13:00―15:40ロブチェ

11/7体調不良の2名と別行動となる

① 7:30ロブチェー11:15ゾンラ

② 7:30ロブチェートゥクラーペリチェーパンボチェ

11月8日

① 6:00ゾンラー9:45チョラパス(5,420m)10:00―13:00タンナ

② パンボチェーナムチェバザール

11月9日

① 8:00タンナー11:00ゴーキョ

② ナムチェバザールーパクディン

11月10日

① 7:30ゴーキョー10:50ゴーキョピーク(5,340m)11:20―13:30ゴーキョ

② パクディンールクラ

11月11日

① 7:30ゴーキョー9:004thレイク9:15―10:20ゴーキョー12:00

―15:30マチェルモ

② ルクラーカトマンズ

11月12日

① 6:30マチェルモ=ヘリコプターにてルクラへ=6:40ルクラ10:00=国内便=10:30マンタレー11:20=車にてカトマンズへ=17:30カトマンズ

① ②合流

11月13日

カトマンズ市内買い物、散策

11月14日

10:00カトマンズホテル=世界遺産観光(カトマンズ・ボダナート寺院、パシュパティナート、パタン・博物館)=16:00ホテル20:00=カトマンズトリブバン国際空港

23:30=

11月15日

9:30成田空港着

 

icon 山行の過程


10/28 雨

カトマンズからルクラへの飛行機が天候不良の為欠航になり、ヘリコプターでルクラへ向かう。予定が大幅に遅れたので当初の目的地モンジョではなく、パクディンのロッジに宿泊。

10/29 雨

谷沿いの道を歩き、サガルマタナショナルパークのゲートでパスポートチェック、吊り橋を何度か渡りナムチェバザールに到着。雨の為山は全く見えない。

10/30 雨

ナムチェバザールにあるサガルマータ国立公園博物館でエベレスト初登頂時の装備や資料などを見学。シェルパ文化博物館はシェルパの生活の様子などが説明されていた。その後日本人がオーナーのホテルエベレストビューに向かい、晴れていればエベレストのビューポイントであろうカフェでコーヒータイム。

標高は富士山を超え雨で寒さがこたえる中宿泊地クムジュンへ到着。

10/31 雨時々晴れ

朝、ようやく雲の切れ間からアマダブラムはじめ白い峰々が見えた。日中はやはり雨だったが荷物を運ぶロバやヤクなどと共に楽しく歩きデポチェへ。デポチェはチベット仏教の立派なお寺があり朝5時に鐘がなり大音量でお経が流れていた。

11/1 朝晴、日中曇り時々小雨

朝は雲が切れ少しずつ景色が見えるようになった。日中は曇りや小雨だが、シャクナゲの林、民家の畑、吊り橋など飽きることが無い。初めて4,000mを超えディンポチェへ到着。

ヒラリー橋 

ヒラリー橋

クムジュンより初めての青空とアマダブラム 

クムジュンより初めての青空とアマダブラム

タンボチェの寺院 

タンボチェの寺院

朝のディンボチェ村 

朝のディンボチェ村

ディンボチェから望む山並 

ディンボチェから望む山並

ディンボチェからのアマダブラム(北面) 

ディンボチェからのアマダブラム(北面)

ヤクとアマダブラム

ヤクとアマダブラム

チュクンより夕焼けのヌプツェ

チュクンより夕焼けのヌプツェ

ディンポチェよりタウチェ 

ディンポチェよりタウチェ

タウチェとストゥーパ(仏塔) 

タウチェとストゥーパ(仏塔)

ゴラクシェブのロッジのダイニング 

ゴラクシェブのロッジのダイニング

 

11/2 快晴

明け方満天の星が見え、ようやく晴天になった。半休息日で3時間程歩きチュクンへ。

11/3 快晴

標高5,550mのチュクンリに登頂。下山後ディンポチェまで戻る。

11/4 快晴

景色の良い丘のようなルートを歩きトゥクラへ。トゥクラから先は雪道となりチェーンスパイクをつけて歩きロブチェへ。

11/5 快晴

ルート上最も標高が高い宿泊地5,140mのゴラクシェプへ向かう。途中初めてエベレストが見えた。

到着後、エベレストベースキャンプ(5,364m)を往復する。

11/6 快晴

カラパタール(5,560m)に登頂後、ロブチェまで下山。

11/7 快晴

体調不良の2名が下山することになり、ガイド、ポーターも1名ずつ分かれて4名づつで別行動になった。体調の良い2名はゴーキョを目指してゾンラに向かう。

雪の街道を歩くゾッキョ

雪の街道を歩くゾッキョ

ゴラクシェブより望むプモリ

ゴラクシェブより望むプモリ

カラパタール(5560m)からのエベレスト

カラパタール(5560m)からのエベレスト

ゾンラからのアラカンツェ

ゾンラからのアラカンツェ

チョラパス(5358m)への登り

チョラパス(5358m)への登り

チョラパスを越えてタンナへ

チョラパスを越えてタンナへ

ゴーキョの湖ドゥドゥポカリ

ゴーキョの湖ドゥドゥポカリ

ゴーキョピーク(5357m)とゴーキョ村

ゴーキョピーク(5357m)とゴーキョ村

 

11/8 快晴

ゾンラから氷河の上を歩き、急登の「チョラパス」という峠へ。下りも急で雪が凍っていて

滑らないよう注意深く歩いた。峠を越えた次の村、タンナへ。

11/9 快晴

峠を越えてから周りの景色も変わり、雪と灰色の砂礫のような地層、凍った池など異世界のような雰囲気に。それだけにゴーキョに着いて見えた青緑色の湖がとてもきれいだった。

湖畔に数件のロッジが建つゴーキョはまさにリゾート村という感じだ。

11/10 快晴

ゴーキョピーク(5,340m)登頂。エベレストはじめ4つの8,000m峰が見える。

11/11 快晴

ゴーキョから1時間のハイキングで4thレイクへ向かう。その後ゴーキョを離れマチェルモまで下山。

11/12 快晴

早朝マチェルモからヘリコプターでルクラへ。ルクラからの国内便はマンタレーという空港に着く。カトマンズまでは車で6時間。途中、日本の援助で作られたBPハイウェイという道を通ったが、先月の洪水で路肩がかなり崩れてしまっている。舗装が剥がれてデコボコ道も多く川を渡ったり急カーブが多くあったり秘境探検隊のようだ。

カトマンズに近づくと夕方の大渋滞で17時半、ようやくホテルに着いた。

 

icon リーダーの感想


5年越しのエベレスト街道。一番の心配は高度順応だった。事前に富士山に2回登り呼吸法も練習して臨んだ。15日間毎日歩き続けるのは初めての経験だったが、高度以外にも朝晩と日中の気温差や乾燥のためか鼻水や咳が止まらず、体力よりも体調管理が最も大切で、また難しいと感じた。エベレスト街道沿いはシェルパ族の村が続いていて食事は日本人の口にも合い美味しい物ばかりだった。素晴らしい景色の中を毎日歩ける喜びもさることながら、ガイド、ポーターさんや村々の人達の温かさも印象深く、心に深く残る旅となった。

 

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