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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

icon 領家のモミジと大日ヶ岳 icon


icon 山行日:20年11月09日

icon 山 名:中部・大日ヶ岳

icon 区 分:個人

icon 形 態:ハイキング

icon 参加者:6名(男性:3名、女性:3名)

 
領家のモミジ 

領家のモミジ

 

icon コースタイム


11月09日天気:晴れ、大日ヶ岳

11月8日:小田原8:07=ひかり633=9:14名古屋9:45=レンタカー=11:00郡上八幡城(紅葉)12:00=(道の駅古今伝授の里やまとで昼食)=14:30領家のモミジ15:20=16:00ストローブンハウス(BBQ、宿泊、明宝温泉湯星館で入浴)

11月9日:宿7:05=8:05登山口(水道山登山口駐車場)8:20-⑤-⑩-10:10いっぷく平-⑤-11:45大日ヶ岳12:30-13:35いっぷく平⑩-14:55登山口=入浴(湯の平温泉)=18:30名古屋駅19:31=ひかり622=20:38小田原駅

行動時間6時間35分  歩行時間5時間20分

 

icon 山行の過程


11月8日:郡上八幡城は”天守炎上”のうたい文句通り、真紅に色づいたヤマモミジ、オオモミジが白い天守閣を縁取っていて見事。

郡上八幡城

郡上八幡城

天守炎上!

天守炎上!

領家のモミジは、静岡県の「益山寺の大カエデ」と並んで日本一のモミジ(両方とも樹種はイロハモミジ)の巨木とされ、幹周5.17m、樹高15mの堂々たる体躯に8割方赤く染まった紅葉の衣をまとっていた。

がんばれ!

がんばれ!

がんばって上空から写真撮りました

がんばって上空から写真撮りました

 

11月9日:寒気の南下で冷え込むとの天気予報であったが、気温6℃と意外に温かい朝だ。風もない。

ロッジの朝

ロッジの朝

ロッジの紅葉

ロッジの紅葉

紅葉に染まる東海北陸道をひるがの高原に向かい、水道山登山口駐車場に8:00に到着。月曜日とあって駐車場に他に車は無い。標高1000mを少し欠ける登山口周辺にはまだ紅葉が残るが既に晩秋の風情だ。その中でタカノツメのレモンイエローの黄葉がひときわ目立つ。尾根道の登山道ははじめコナラやクリが多いか、標高が上がるに従いミズナラが主体となる。1050m付近から100mほどの急登を登りきると壮齢のブナ林となる。

急登

急登

壮齢のブナ林

壮齢のブナ林

1273mのピークで主稜線と合流すると間もなく一ぷく平(標高1360m)の開けた広場だ。この辺りからはブナの巨木が目に付くようになる。東西に延びる主稜線は、北は黄金色のカラマツ林の向こうに雪を抱いた白山を眺め、南に紅葉のひるがの高原を見おろす気持ちの良い尾根歩きだ。1500m付近からブナにダケカンバが混じる。

タカノツメ 

タカノツメ

一ぷく平 

一ぷく平

ブナの巨木 

ブナの巨木

1600mの展望台からは樹木が少ない笹原となる。道は霜柱が溶けて水分を含んだ泥道となり、頂上直下の急坂は歩きにくい。

展望台へ 

展望台へ

展望台 

展望台

頂上直下の泥道 

頂上直下の泥道

山名の通り大日如来の石像が祭られた山頂に11:45に到着、昼食とした。視界の開けた山頂(1709m)は荒島岳や白山、遠く北アルプスの山々が見渡せる好展望であるが、この日は遠くの山は雲に覆われていた。

大日ヶ岳山頂

大日ヶ岳山頂

山頂にて

山頂にて

下山は頂上直下の泥道と中盤の急坂に注意を要したが、あとは落葉の絨毯を快調に飛ばして予定通り15時前に登山口に下山した。帰路の途中にある湯平温泉で暖まり、東海北陸道を一路名古屋へと向かった。

急坂の下降

急坂の下降

落葉の絨毯を下る

落葉の絨毯を下る

 

icon リーダーの感想


平地のモミジと山の紅葉を同時に楽しむのは難しい。今回は日本一のモミジの巨木”領家のモミジ”に時期を合わせたため、大日ヶ岳のブナの黄葉には時期が遅かった。それでも小春日和とも言えるおだやかな天気のもとゆったりとした山歩きが楽しめた。大日ヶ岳のブナ林は想像していたよりスケールが大きくて勢いもあり、新緑の頃も素晴らしいであろうと思われた。天候に恵まれ、絶頂期の山裾の紅葉と温泉とボリューム満点のBBQまで楽しめた贅沢な山旅であった。

 

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

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Tag:中部,ハイキング,
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