icon 丹沢・葛葉川本谷で沢登り実技 icon

2016年5月21日(土)

F9-CS5mを登る 

F9-CS5mを登る

参加者:男6名、女2名 計8名

コースタイム

icon 天候:晴れ

樟葉の泉8:25~55―丹沢林道11:15―三俣12:10―F11トイ状滝下(昼食)12:10~35―尾根取り付12:45―三ノ塔登山道13:05―三ノ塔13:40~50―ニノ塔―葛葉の泉15:18                         登り(登山道まで)3:45(比1.25)、下り1:28

*** 山行経過 ***

    木橋を渡り堰堤を越えて入渓。小滝を楽しく越えていくとF1-4m+2m+3+6m四段滝。一から三段目まで易しく登れるが四段目6mが立っていて難しい。Mさんに左壁をリードで登ってもらう。そのあとロープで確保してもらって皆さんがチャレンジ。流れの中に入ってしまうと水の圧力を受けるため厳しい。 右足を少し流れに入れてスタンスを見つけて棚に上がれば後はホールドあるので楽に登れる。初めての人には厳しい滝であるが、濡れるのをいとわない人がチャレンジ。たくましい。 F2-7m横向やF3-8m幅広、平岩がある5m滝、F4-三条5m、枝沢との二俣5m滝はスタンスがしっかりあり、みなさん楽しく登った。次の板立ノ滝8mは、左壁は難しいので右側の岩窪を登った。ロープで確保したが易しく皆さんスイスイ。

    F6-5m、F7-2m+3m+6m三段曲り滝も楽しい滝である。2+4m二段滝を登るとF8-5mトイ状。これは突っ張りで登る。みんな軽々と登っていく。

    F9-CS5mは左から登り3mナメ滝を登ると三番目の核心部であるF10-二段10m富士形。巻道が易しいが、希望者は上段8m滝に挑戦。ルートは左壁を登るのと流芯を登る二つ。左岩壁は、大股開きで上の窪みにかけた右足に体重を移動し登る。上部はホールドが結構ある。流芯の登りは流れの中にスタンスを見つけて登るが、下部はホールド、スタンスとも細かく難しい。

    F11-6mトイ状を右から登り、F12-三段15mを登るとツルツル一枚岩4m滝。割れ目を利用して登ると、大岩と、目印としてつるされた登山靴がある尾根への取りつき点に到着。土が柔らかく滑るが木につかまって登り、以後は踏み跡を登っていくと坂が緩くなって三ノ塔尾根の登山道に到着。ここで沢登りは終了。

    装備を解除して三ノ塔まで登り、コンパスの使い方を覚えてもらった。今後の地図読みルートに役立てていただきたい。足柄市や小田原市の展望を楽しんで葛葉の泉まで戻った。

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    F3-5m幅広 を登る

    F3-5m幅広 を登る

    F8-5mを突っ張りで登る

    F8-5mを突っ張りで登る

    枝沢出合の滝5m

    枝沢出合の滝5m

    F12-三段15m中段を登る

    F12-三段15m中段を登る

    *** リーダーの感想 ***

    葛葉川本谷には三つ核心部がある。いずれもメンバーに挑戦していただいた。みなさんやる気十分で今後の成長が楽しみである。 クライミングジムや外岩で登攀力の訓練を行い、レベルの向上をはかりながら沢登りをさらに経験していただき、安全に沢登りを楽しめるようにしていきたい。