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2014年8月2日(土)~5日(火)

白山 後前峰 写真提供: S 

白山 後前峰 写真提供: S

参加者:CL/S、SL/SM、A、E、SY、AY、M、G、H

(会員の参加者数:男2名、女6名:計 8名)

コースタイム

icon 8/2(土)晴れ

藤沢駅7:46=JR=8:36 東京駅8:52=MAX 谷川=10:22 湯沢駅=はくたか=13:23金沢駅13:40=タクシー=15:15 白峰温泉・白山苑(泊)

icon 8/3(日) 曇り

白峰車庫6:55=バス=7:30 別当出合7:50―⑤―8:45 中飯場8:55―⑩―10:30 甚之助避難小屋10:40―11:05 南竜分岐11:10―⑤―12:10 黒ボコ岩(昼食)12:35―13:15 室堂(受付・入室)14:20―15:10 御前峰15:20―16:00 室堂(泊)*(16:00~16:40 頃まで自然観察員による花観察.参加費無料)(歩行時間 5:45 行動時間 8:10)

icon 8/4(月) 曇り時々霧雨~8/5(火)晴れ

室堂8:35―9:05 展望台9:10―9:25 アルプス展望台9:35―10:30 南竜山荘11:00―11:25 分岐―11:50 甚之助避難小屋(昼食)12:25―⑤―⑩―14:45別当出合15:30=バス=18:00 金沢駅―21:00=夜行バス=7:00 藤沢駅(歩行時間 4:35 行動時間 6:10)

*** 山行経過 ***

icon 8/2 白峰温泉へ

東京駅から早目の新幹線に乗車したため、越後湯沢駅からの特急にも全員が座ることができ、直江津からは静かな日本海を見ながら富山経由で金沢駅に着く。

駅前から予約のタクシーに乗車し、運転手のサービスでお寺のある街並みと野田山墓地のある高台から金沢の街並みを見る。

やがて手取川沿いに南に向かい手取湖上流の白峰温泉に着く。ここは重要伝統的建造物群保存地区で国指定重要文化財のある林西寺に行き、立像や座像を拝観する。

見物後はそれぞれに総湯や白山苑5階にある展望風呂などに入浴し、明日の登山に備えてゆっくりと休む。

icon 8/3 白山登山

お寺の前のバス停から早朝のみ3便ある金沢発のバスで、満員かと思ったらすぐに臨時のバスが来て十分に乗車ができた。白山登山はほとんど車利用で市ノ瀬からはシャトルバスで、広い駐車場は車で満杯だった。

別当出合で下車して休憩舎で準備をして、緑の中を流れ落ちる不動滝を正面に見て歩き始める。南竜道分岐までは樹林帯の長い登りで、行き交う登山者で大渋滞が続く。我々はゆっくりペースで久し振り追い越すことのない登りだった。

黒ボコ岩への登り

黒ボコ岩への登り

砂防新道のクルマユリ

砂防新道のクルマユリ

朝のうちは砂防新道から別山なども望めたが、だんだんと登るにつれてガスがかかり青空が望めない。南竜分岐を過ぎると下山者も若干少なくなり、ハイマツやナナカマドの中に花々が現れだしてくる。

黒ボコ岩を過ぎると弥陀ヶ原で、黄色や白い花々の中に鮮やかな橙紅色のクルマユリが沢山頭をだして大変美しい。なかなか小屋は見えず、ハイマツで覆われた五葉坂を登るとようやく室堂に飛び出した。

今日も宿泊者が多いようで受け付けは長い行列で、20分くらい並んで手続きを済ます。

山頂付近はガスっていて山頂は見えないが空荷で御前峰に登る。山頂では方位盤があり、あちらが北アルプスだと方向を見るのみ、前回と同じで今回も残念だった。天気が良ければ池めぐりと思ったが、白山奥宮に参拝して下山する。

室堂周辺はお花畑で2回目の保護委員による花観察めぐりがあり、40 分くらいで希望者は参加して花めぐりをする。

夜になるとガスは上がらず小雨となり、明日はご来光もだめでどこから下るかなと思いながら早い消灯で就寝する。

icon 8/4 花の展望歩道

今日はガスが晴れていれば千蛇ヶ池経由で室堂に帰り展望歩道を下る予定だったが、予定変更で出発時間も少し遅くして展望歩道を下る。

雨は降っていないが他の人たちは砂防新道を下ったようでほとんど貸し切リだった。このコースはアルプス展望台もあるパノラマコースで尾根筋はお花畑が続き、アルプスの山々が望めないのが残念だった。

展望歩道

展望歩道

また南竜山荘からの南竜道はトラバースルートで危険なところもなく、天気が良ければ下りは楽なコースである。

今日は行き交う人も少なく下りは楽だが、昨日は山頂まで1500mもあり良く歩いたものだと思いながら下る。今日は時間的に余裕もあり、ゆっくりペースで下りバス乗車の30分前に着く。バスも終バスだったがゆったりと座って金沢駅に着く。

夜行バス乗車までにはたっぷりと時間もあり、予定していた駅近くのホテルのラジウム人工温泉にて汗を流す。食事は何処でともたもたしたが駅前にて美味しい海鮮料理を食べ、米原経由のバスで無事に藤沢駅に帰着した。

*** リーダー所感 ***

白山には14年前に会の仲間と訪れていて2 回目の登山となった。遠くから見ると秀麗な独立峰のようにみえる白山。しかし、南北に山々が連なり、縦走路はもちろん登山道も多い山である。

今年は雪も少なかったようで残雪も少なく、白山で始まる高山植物は20種類もあるとのことである。

昔は遠方から多くの信者が登った山で、富士山・立山・白山と日本三名山とされた山である。軽い山だと思うが我々も高齢化し、ナメたらアカン深山霊谷と云われ意外に遠い山であったが皆さん元気に無事に白山詣でができた。

*** 参加者の感想 ***

icon GE

花の山に相応しく、登山道では百花繚乱といった感じで多くの花が咲き見事でした。日頃の訓練の足りなさを反省しながら花々と雪渓などの景色に励まされ、暑さと登りの厳しさにめけず何とか登頂が出来ました。

*** 費用 ***

icon 交通費

・JR:ジバング・他 省略

・タクシー:金沢駅―白峰温泉 23,000-(ジャ ンボ) ・バス :白峰温泉―別当出合 1,000- ・バス :別当出合―金沢駅 2,200- ・夜行バス:金沢駅―藤沢駅 8,170-

icon 宿泊費

・白山苑 9,850×7 入湯税 150- ・白山苑 9,250×2 入湯税 150- ・室堂 8,100-

icon その他

拝観料400- ・総湯 400-

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

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Tag:中部,縦走,小屋泊,山の花
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